分析装置、液体分注装置向けに特別に開発した内蔵用ポンプモジュールです。
小型にもかかわらず多くの特性を備えています。
信頼性向上、実質的に保守不要な動作はもちろん、高い精度と再現性を有しています。
さらに専用ポートでブランジャーシールが簡単に洗浄できます。シリンジポンプと異なり、ブランジャーシールを
頻繁に交換する必要はありません。
装置の精度をさらに高めるには試薬、水、その他の計量する液体を脱気してからポンプに送られることをお奨めいたします。
当社はこのために最適な単チャンネルまたは多チャンネルの脱気装置を用意しております。
本ポンプモジュールは原点センサーに高精度フォトセンサーを内蔵し、液の吐出完了を光の不透過として察知し、
これまでにない高精度、高信頼性を付加した装置開発に寄与するものです。
高精度マイクロポンプに対する厳しい要望に合わせて特別に開発したステッピングモーターを使用しています。
ブランジャーシールはカーボン繊維入りPTFEで耐久性も大幅に改善しました。
@吸入/吐出口1
A吸入/吐出口2
Bブランジャー
Cブランジャーシール
Dブランジャーガイド
Eブランジャーシール用洗浄口
F原点センサー
G遮蔽部
Hベアリング
Iモーターコイル
Jモーターローター
K親ネジ
ステッピングモーターコイルIが時計方向に励磁すると、内部にネジを切ったローターJは親ネジKと共に回転を始め左に移動します。
ブランジャーBは親ネジKに直結しており、ポンプヘッドないの液を吐出口の@またはAより吐出します。
吐出口は1個または2個の2タイプがあります。
ブランジャーBが吐出完了位置に達すると、原点センサーFは遮蔽部Gを検知し信号を発します。
液を吸入するにはモーターコイルIを反時計方向に励磁します。
ローターJが逆転し始めます。親ネジKとブランジャーBが右に移動すると液が吸入口@またはAより
ポンプモジュールに入ってきます。
吐出及び吸入容量はモーターのパルス数で設定します。
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